ピッチングの指導の中で、
よく「ボールを前で離す」という言葉を聞きますが、皆さん、正しい動作を理解していますか?
ボールを前でリリースするのは、股関節を使う必要があります。
今回は、投球時におけるリリース時のボールを前で離すという定義を明確に具体的にどのような練習が効果的なのか解説していこうと思います。
・正しい股関節の使い方がわかる
・キレのあるボールを投げることができる
結論:手を前に出すのではなく、”股関節の重心を前に傾ける”ことが正しい動作といえます。
今回のキーとなる、股関節の使い方について話していきます。
前足重心スロー
point1 スプリットスタンスでお辞儀をしていく
- 前足に約7割体重を乗せて立ち、前膝が前に出すぎないようしっかり固定。
- ただ膝を曲げるのではなく、「膝の位置を保つまま股関節を動かす」イメージで。
point2 足を前に踏み出して、スプリットスタンスを作る(フロントランジの姿勢を作る)
股関節から曲げるイメージが湧かない場合、手を股関節で挟み込むイメージで行うと、正しく行えます。 頭から腰、腰から足まで一直線上になる姿勢が理想的な形です。
- 重心を前に乗せて、全身の前傾姿勢をつくる。
- 姿勢が崩れないよう、股関節を意識する。

point3 股関節は曲げた状態で、上半身を捻ってトップを作る
- 上半身をしっかり捻って、リリース前の“トップ”ポジションを作ります。
- フォームを崩さず足を踏み出し、体重移動と距離を意識しましょう。


コーチ
上半身が立ったまま、ボールを投げても、前足に重心が乗らず、球速が出ません。
必ず股関節を使って、前に重心を持っていくとボールにキレとスピードが出てきます。
上記のポイントを意識しながら、シャドーピッチングやキャッチボールを行っていきましょう。
まとめ
「ボールを前で離す」という言葉の正しい動作とドリル内容を解説していきました。
単に腕や手先でボールを前に投げるのではなく、股関節の正しい使い方が重要です。
上記のポイントを抑えることができれば、あとは継続して体に浸透させるのみです。
力強くキレのあるボールを投げるには、体重移動とフォームの工夫が必要ということが理解できたかと思います。
「前で離す」ためには、股関節の使い方・前足への重心移動・上半身のひねりが最大のポイント。
これらを意識してドリルを繰り返すことで、ピッチングフォームが整い、ボールのキレと威力が格段にアップします。
是非、今日から練習に取り入れてみましょう!
みなさん、正しい股関節の使い方をマスターして、キレのあるボールが投げれるよう獲得してください!
以上です。
健康で元気な体を継続的に獲得していきたいなら、身体を動かす行為というのはオススメです。
毎日少しの時間でもいいので継続的にストレッチをし有効的な時間を過ごしましょう!🔥
これからも手軽に行える【ストレッチや身体に関する事】、【野球のパフォーマンスの向上に関する情報】をアップしていきます。
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皆さん、健康で人生を豊かにしていきましょう!!
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