リリースする際に肘の位置が下がってしまう現象は、特に筋力がない子供達にありがちな内容かと思います。
今回は、そのような事象を解決するトレーニング方法を紹介していきたいと思います。
また、どのように教えたら良いか悩んでいる指導者の方向けの内容にもなるかと思いますので
ぜひ参考にしてみてください!
肘が下がる傾向として2つパターンがあります。
①リリース時に肘が下がってします。
②トップを作っている時に肘が下がってしまう。
肘が下がってしまう原因は、
スキル面
腕の使い方や正しいフォームが身についていない。
フィジカル面
肩まわりの筋力や柔軟性が不十分で、正しい位置トップが作れない。
今回はリリース時に肘下がりを防ぐスキル編としてトレーニングを解説していこうと思います。
・肘が下がらないスローイング方法がわかる
・怪我防止
膝つきスローイング
目的:膝をつくことで体幹が安定し、腕の動きに集中でき、肘が自然と正しい位置に収まりやすくなります。
◎右投げの場合
左足を前に出します。
point1 膝を地面につける
point2 肘を上げた状態でトップを作る
まずこの段階で、普通に投球してみてください。
それでも肘が下がる場合は、
point3 斜め上に目掛けて投げてみてください。

コーチ
斜め上に投げることによって
・必然的に肘が上がりやすくなる
・目線も上がるので自然に肘が上がる
以上の理由から斜め上に投げる意識を持って練習を行ってみてください。
特にpoint3の内容が大事な箇所になりますので、指導者の方もインプットお願いします。

まとめ
野球でよく見られる「肘下がり」の症状。
これは投球フォームが崩れる原因になり、将来的には肩や肘の故障リスクを高めることもあります。
特に幼少期の子達は、トップを作る段階から肘が下がってリリース時にも上がりにくい症状が出てきてしまうと思います。
まずはしっかりトップを作って、今回紹介したスキル編の練習としてリリースをしっかり高く上げていくようトライしてみましょう。
子どものうちに正しい投げ方を身につければ、球速アップだけでなく
ケガの予防にもつながります。
親子でこちらのトレーニングを取り入れて、楽しく練習していきましょう!
以上です。
健康で元気な体を継続的に獲得していきたいなら、身体を動かす行為というのはオススメです。
毎日少しの時間でもいいので継続的にストレッチをし有効的な時間を過ごしましょう!🔥
これからも手軽に行える【ストレッチや身体に関する事】、【野球のパフォーマンスの向上に関する情報】をアップしていきます。
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皆さん、健康で人生を豊かにしていきましょう!!
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