前回に引き続き、小学生のうちから覚えておきたいシリーズで記事を書いていこうと思います。
今回は、球速の速い投手に共通する股関節の使い方に焦点を当てて話します。
もちろん、球速だけでなく、コントロールで勝負する投手も中にはいますが、球速が速い球を投げれるのは、醍醐味であります。
ぜひ、股関節の使い方を早いうちからマスターできるようにしてみましょう!
球が速くなる股関節の使い方の共通点
共通点のポイントは、3つです。
point1 パワーポジションを作ることができる。
前回のブログで解説したように「く」の字の姿勢ができている選手。
前回の記事詳細はこちらです。
point2 体幹角度が110度前後ができる
体重移動をする際に、投げ出す前のくの字の角度を指します。
point3 軸足が伸展している
踏み出した足の反対の足(軸足)がしっかり伸びているか。
上記3つが作れている投手が、球速が速くなる股関節の使い方ができているということになります。
この3つのポイントを叶えるために、簡単なストレッチを紹介します。
ストレッチの紹介
立位開脚ストレッチ
【手順】
①手を地面についた状態で足を開く。
⇨開き具合は、「太ももが少し伸びているな」と感じるくらいでOKです。
②右を向いた状態で10秒間キープ
③反対も行いましょう。
伸ばしている足のつま先を上向きにすること。
ストレッチ方法2つ目
【手順】
①先ほど同様、手をついた状態で足を開く 手は前でつきます。
②お尻を後ろに引く動きを10回行う。

コーチ
2つ目のストレッチは、お尻をしっかり後ろに引く習慣をつけてあげると、骨盤あたり、内ももが使われている感覚がありますし、内モモが使われていると、並進運動(体重移動)する際にパワーポジション、110度の角度が作り上げられやすくなります。かつポイント最後にあります、軸足が伸展しやすくなります。
最初はきついと思いますが、やればやるほど柔らかくなります。
開脚が苦手な選手もしくは球が速くなりたい選手は、ぜひご自宅でトライしてみて下さい。
まとめ
開脚ストレッチをすることによって、なぜ球速の速い選手の共通点のポイント3つ(パワーポジション・パワーポジションの角度110度・軸足の伸展)が叶えられるか説明しますと
内ももを柔軟にしてあげることにより、体重移動がしやすくなる。
また、体重移動が上手な選手は、骨盤が前傾(くの字)の状態で並進運動ができています。
骨盤が後傾してしまう選手(ウチモモが硬い選手)は投げ出した時に担ぎ投げになってしまいます。

うまく体重移動ができていないな、身体が硬いな

コーチ
自覚が感じられていましたら、開脚のストレッチ取り入れてみて下さい!
柔軟性をしっかり高めてから力を発揮させていくようにしてみましょう。
小学生のうちから、柔軟性にフォーカスしてストレッチをおこなっていれば中学生、高校生となってトレーニングをしていても、怪我するリスクもなくむしろ筋力強化が期待でき、最高のパフォーマンスにつながります。
スポーツのパフォーマンスを良くするために、ピッチングやバッティング練習に重点を置きがちですが、体の柔軟性が高い選手の方が、野球が上手な選手!すなわち、パフォーマンス力が高いと思います。
ストレッチをおろそかにしないように心がけて下さい。
健康で元気な体を継続的に獲得していきたいなら、身体を動かす行為というのはオススメです。
毎日少しの時間でもいいので継続的にストレッチをし有効的な時間を過ごしましょう!🔥
これからも手軽に行えるストレッチや身体に関する事、野球のパフォーマンスの向上に関する情報ををアップしていきます。
他にも身体に関する気になることやこんなケア方法を教えてもらいたいなどあれば、気軽にコメントしていただければできるだけ記事にしていきたいと思っております。
また見にきてください!よろしくお願いいたします。